こんな耳鳴りの症状にお悩みではありませんか?
- キーンといった金属音がする
- ゴーといった耳の中が詰まったような音がする
- 雑音のような音がする
- 特に夜に耳鳴りが気になって寝付けない
- 何事にも集中できない
命には別状がないものの、耳鳴りは睡眠を妨げ、集中力を奪い、イライラの原因になりますよね。
耳鳴りの原因

胸鎖乳突筋トリガーポイントが鼓膜張筋とアブミ骨筋の緊張に繋がる
音を聞く感覚器官、すなわち耳は外耳、中耳、内耳の三つのスペースから成り立っています。この外耳と中耳の境界にあるのが「鼓膜」で、外界から入ってきた音は、「外耳道」と呼ばれる通路を通って、鼓膜に達して、鼓膜を振動させます。
鼓膜のすぐ奥に、「耳小骨」と呼ばれる三つの小さな骨が連なっています。この耳小骨の内訳は、「ツチ骨」、「キヌタ骨」、「アブミ骨」で、この三つの小さな骨の連鎖によって、鼓膜の振動は内耳へと伝えられます。
この時に振動を制御をする筋肉が鼓膜張筋とアブミ骨筋なのです。
耳鳴りの原因は、胸鎖乳突筋のトリガーポイントが、耳の筋肉である鼓膜張筋とアブミ骨筋の緊張を引き起こすためです。
これらの小さな筋肉が緊張すると、内耳の振動を阻害してしまいます。
さらに、この胸鎖乳突筋のトリガーポイントは耳周辺、及び内耳のリンパ流を著しく阻害します。(胸鎖乳突筋はほかの症状も出しますが、ここでは省略します)
耳鳴りに有効な対策
「胸鎖乳突筋」「咬筋」「外側翼突筋」を”耳鳴り三要素”と呼ぶことがあります。
トリガーポイントが原因の耳なりなら、胸鎖乳突筋等”耳鳴り三要素”を緩める事で耳鳴りは改善していきます。
耳の症状は、耳鳴りだけでなく、めまいであろうと、そして突発性難聴であろうと、胸鎖乳突筋が影響していることがほとんどです。
つまり、耳鳴りも、めまいも、突発性難聴も、トリガーポイント整体で改善の可能性があります。
話をシンプルにするため省略しましたが、まれに退化筋である耳介筋がひどく凝っている場合もあって、これを緩めると相乗効果があることもあります(めまいの症例で特に)。
細かくいうと、幾つかの手技が功を奏する場合もありますが、すべて、胸鎖乳突筋へのアプローチがあってこそのものです。逆にいうと、胸鎖乳突筋へのアプローチなしでは、いかなる手技もそれら単独では著効には至りません。
耳に症状が現れる人の体質
もう一つお伝えしたいのは、耳に症状が現れやすい体質の方がいる、ということです。
リフレパシー整体の臨床分析では、フルフォード博士がいうところの「直腸反射」の起きづらい体質の人は、耳に症状が現れやすいです。
直腸反射とは、直腸から胸隔全体に広がる反射構造のことです。
平たくいうと、直腸の状態が、上半身のリンパ流(耳も含む)の状態に「反射」されるということです。直腸の不調があると、内臓のリンパ流に影響を与え、最終的には内耳リンパ流を阻害します。
その体質そのものを変えていけば再発防止になりますし、耳に関連する症状のみならず、内臓の健全な機能維持に役立ちます。
では、どのような方法でその「直腸反射」を改善できるのでしょうか?
フルフォード博士は「尾骨に一撃を加えるだけ」と述べています。
「一撃」という表現が誤解を生むかもしれませんが、ポイントは、仙尾骨の拘束が直腸反射の阻害要因ということです。
ということは、仙骨を拘束している殿部の筋肉を重点的に緩めれば良いことがわかります。
殿部筋は腱も含まれるので、ゼロプロマッサなどの縦振動の器械を使うと素早く、心地よく解放できます。

殿部を十分緩めた上で按腹(腸もみ)をすれば、腹部のリンパ流の悪さが大きく改善され、結果として頭部(内耳)のリンパ流も改善していきます。

まとめ
短期間で、目に見えた改善感を与えるには胸鎖乳突筋へのアプローチが不可欠。
体質的に耳の症状がある方は、耳だけでなく殿部・腹部を施術することで、耳鳴りが再発しにくくなり、仙尾骨拘束という根本的な歪みを調整する。
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